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公益目的事業

お知らせ

令和5年度 社会貢献事業に対する助成の決定について
2023-06-16
 ご応募いただいた次の事業(団体)については、6月13日に開催された「選考委員会」において、社会貢献事業として高く評価されましたので、当協会が助成支援する事業(団体)に決定しました。なお、助成する金額等の詳細については個別にお知らせします。
 
 
 
1.一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会
 
   『関東大震災から建築物の安全性確保を考えるフォーラム』 

    令和5年は、県内に甚大な被害を及ぼした関東大震災から100年の節目の年である。
    迫りくる地震への備えの警鐘を自治体等は継続してはいるものの、阪神淡路大震災(27年前)、
    東日本大震災(12年前)、熊本地震(7年前)は、いずれも震源が遠方であり、県内は大規模被害に
    遭遇していない。
    危機意識が風化傾向にあるなか、他人事ではなく「自分事」として捉えるために、地元に大きな
    被害をもたらした関東大震災の被害状況・被害写真を展示及び説明し、地震対策行動へのきっかけ、
    気づきを狙う。
    地震対策を中心テーマとするほか、省エネ・バリアフリー等すまいの様々な相談等に応じるフォー
    ラムを県内各地(10か所程度)で開催する。

    ・住まいの耐震診断、耐震補強の相談、助言
    ・環境負担低減が図れる省エネの住まいづくり等の相談、助言
    ・子供を対象とする体験学習、ワークショップ
 
 2.公益社団法人 日本建築家協会 関東甲信越支部 神奈川地域会
 
『第35回JIA神奈川建築WEEK かながわ建築祭2024「タウンアーキテクトの可能性』
 
 JIA神奈川地域会は建築家らの専門知識を通じて、市民の知見の広がりを目指し、まちあるきや
 展示、シンポジウムなどを開催しています。2023年度も2022年度に定めたJIA神奈川の
 活動テーマ「タウンアーキテクト」の活動実績を引き継ぎ、地域で活動する建築家や活動家の
 仕事を紹介しながら、現場の体験や他の地域との交流を深めたいと考えています。
 今年度はJIA神奈川会員3名が手がける横浜市立の3つの小学校が完成予定です。学校建築は、
 子供たちが育つ場として重要な役割を果たすだけではなく、地域社会の中心となる場であり、この
 3校を通して「学校建築」について市民とともに理解を深めていきたいと考えています。
 2023年度の活動の集大成となる『かながわ建築祭』は、横浜市役所1階アトリウムで開催予定
 です。市役所という市民生活を担う場における本事業では、市民が建築を通じて知見を広げられる
 場を目指すとともに、JIA神奈川地域会の活動を支える様々な企業、協力会、会友、横浜市との
 包括連携協定をいかして本事業に取り組みたいと考えます。
 
3.特定非営利活動法人 横浜山手アーカイブス
 
『横浜山手-地域の歴史資産を次世代につなぐアーカイブスづくり
 関東大震災100年-山手を襲った地震の記憶-』
 
 横浜山手の震災関連の資料の調査、整理、研究、成果の取りまとめと公開。
 これまで当団体では、「地域の歴史資産を次世代に繋ぐアーカイブスづくり」として、地域の歴史
 資料を調査し、記録化、公開する活動を進めてきた。2023年は関東大震災100年にあたる
 ことから、地域にも暮らしにも大きな影響をもたらした関東大震災に焦点を当て、地域の震災関連
 の資料の調査・整理・研究を行い、成果をウェブサイトで公開を行う本事業を実施する。
 
 
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